三月のお客様は川村優理さん。 |
そして登録有形文化財「藤岡家住宅」学芸員でもあります。
最近上梓された「ぼうけんばなし」の中で
浦島太郎、一寸法師、しあわせのハンス、目ひとつ五郎、ロビンフットなど担当されて
います。
日本、イギリス、イタリアなどの昔話が焼き直されて入っています。
大泉書店発行 ¥1100.-
童話作家になられたのはお父様「故川村たかし」先生の助言で、タイの民話紹介がキッカケ
だそうですよ。
もう一つのお顔は学芸員。
「藤岡家住宅」が平成20年11月の一般公開に先駆けて平成18年の復元工事に取り掛かる頃
から調査に入っておられます。
「藤岡家」は江戸時代から続く庄屋、屋敷内には数々の古美術品、文書などが残っています。
その中に浄瑠璃『艶姿女舞衣』の題材になった主人公赤根屋半七の書置きや心中検死書が
ありました。
出てきた時、さすがの川村さんもビックリされたそうです。
写しだったのですが、文は五條新町の旦那衆が使う言葉で綴られており、歴史上貴重な
資料です。
新町に「赤根屋半七宅跡」の碑、本陣交差点西の「桜井寺」に半七と恋の相手三勝の
比翼塚があります。
川村さんはまた「藤岡家住宅」を管理運営されている
「NPO法人うちのの館」田中修司理事長さまと楽しいプランを立てておられます。
5月12日(日)までの<土、日、祝>限定、運賃無料「ごじょう周遊バス」なんです。
もともと「地元の皆さん 外へ出ましょう」がスタートだったそうですが、今は県外でも
どなたでもOK。
詳しい時刻表は<0747(22)4013>へお問い合わせください。
碩学川村さん! ご案内有難うございました。
益々ご調査ご研究深めて下さいね。ご活躍お祈りしています。