五条市の「賀名生梅林」へなと。 |
山の斜面が梅、梅、梅の木でした。い~ぃ香り。
七曲あり。男坂あり。火の見櫓あり。頂上まではバスの運行もありですね。
農家の奥さま「今年の梅は咲いて4日目から散り始めたわ。」と
谷を挟んで北東の山の頂上付近の丸いアルミの様な屋根は西吉野小学校の体育館。
平成17年9月に西吉野村、大塔村が五條市に合併された時新設された小学校。
小学生は下からスクールバスに乗って通学。山は通学路の為削られています。
梅農家のお母さん方は反対の山のてっぺんからバス停まで車で送り迎えだとか。
今の時代、小学生も山道を歩いて通学など考えられないほど物騒ですよね。
お疲れ様です。
山を下りた向かいは重要文化財「賀名生皇居跡」。
南朝ゆかりの地。
足利尊氏に追われた後醍醐天皇が吉野へ向かう途中立ち寄った場所。
後村上天皇、長慶天皇、後亀山天皇が皇居とした場所。
郷士掘孫太郎信増翁の邸宅。現在もお住まいされているので見学は予約が必要。
冠木門前で雑草ペンペン草を抜いておられたご婦人は「重文に指定されて大変よ。」と。
門の茅葺き屋根にシノブがぽつぽつと。鄙びた感じ。
北側に「歴史民俗資料館」。
ここの入り口で「ごじょう周遊バス」の案内を発見。
館の人のお話によると週末はバス乗り切れない位お客様が来館されるとか。
この企画大成功ですね。
その前は「伝承館」
ふんだんに使われた吉野杉、梁の松、天井の網代、書院など贅を極めた建物でした。
太い北山杉の磨き床柱も。
あ~ぁ! 春を満喫した一日でした。