フリーアナウンサー山本浩之さんの講演。 |
奈良市北部公民館 3階 午前10時30分~12時
いつもテレビで拝見するようにポンポンと歯切れのよい話し方で始まりました。
まず苦労されたのが「関西弁」。無声化(母音を発音しない方法)
練習に『国鉄』 こ、く、て、つ。
『菊池寛とは口きかん』 き、く、ち、か、ん、と、は、く、ち、き、か、ん。
なるほど言いにくい。
関西テレビに入社して最初の残業が夜9時からのクレーム電話対応。
タイガース戦途中で打ち切られた時のリスナーさんの怒りはいかばかりか。
苦労されたそうです。
和歌山県新宮市の怒りを抑えた電話口での対応、サンテレビを見ながら野球実況中継。
これは喜ばれたそうです。「アナウンサーに向いている。」と言われて。
話題はどんどん広がって立ち見もある会場は笑いの渦。
ところで「アンカー」のニュースキャスター時代に取材された事として。
「東日本大震災、原発について今後どうするかの議論は多いが、2年半の今
岩手、宮城、福島の現状を報道する機会は減ってきている。」
例として、警戒地域20キロ内の浪江町の開店休業の店の話。
ガレキの山に草木が生えて、緑の山のようになっている現実。
未だに遺体を探し続けておられる方々。
聞いていたその現況が目に浮かび、涙が流れました。
隣りのきちっとした身なりの紳士も伝わる涙を拭いておられました。
最後に息の長い支援として、個人で子供が成人するまで向きあうのも方法だと話された。
勿論「アンカー」でご一緒だった方々のフォローアップも忘れず、
青山繁晴さんの博識、この方一度もクレームが入った事は無かった。
森田実さんの正確な記憶。未だにイスラムについてお勉強されるとか。
宮崎哲弥さんの読書量。300冊読まれるとか。
また一層「やまひろさん」のファンになりました。
今日の「たかじんのそこまで言って委員会」見ましたよ~
「ナンキンハゼ」の紅葉美しい !!!!! 秋は緩っくりと而も確実に深まっています。