再びの吉野路 |
吉野の食といえば「葛」でしょうね。
蔵王堂前の「中井春風堂」さん。
本葛を使った葛まんじゅう「静の涙」。
一晩冷蔵庫に入れておいても、白濁しません。敷いているのは「若い柿の生葉」。
葛に砂糖などをいれて、水と分離するのを止めているのですね。
売り切れの日もあるそうです。
続いて「柿の葉ずし」。銅の鳥居横の「ひょうたろう」さん。
吉野の観光ガイドさん一押しの店。
すし飯が少し甘く、塩味の鯖、鮭とよく相まって、いくつでも食べられます。
おかみさんが「吉野商工会女性部」の役員をされているので、「文学碑マップ」を頂きました。
古い文献を参考にしながら「吉野のことなら何でも聞いて下さい。」と言っておられます。
お腹が痛くなったら「陀羅尼助」です。
キハダ、オウバク、センブリなどを煮つめてつくった和漢胃腸薬。
吉水神社向かいあたりにあります「藤井利三郎薬房」さん。
板状のものを祖母の代から愛飲しています。
以上、独断と偏見のご案内でした。