今年最初1月のお客様は山本陽一さん。 |
9代目だそうで、何とも恰幅のよい素晴らしい声量の持ち主です。
日本酒醸造の他、「柿ワイン」も手掛けておられます。
「柿ワイン」のお味は辛口っかな ? 食前のアペリティフに向いているかも。
五條市は柿生産日本第2位、原料は当地産の富有柿ですね。
柿のへた取りは人による手作業。
杉看板のロゴは書家の紫舟さん、金剛砂を吹き付けて冬木だけを残す透かし彫り。
おしゃれ !
NPO法人「大和社中」の理事長さんでもあります。
昨年11月アメリカからベースのロン・カーターさん、ドラムのルイス・ナッシュさん、
ギターの山口武さんを迎えて五條市でジャズライブを開かれました。
こんな素晴らしいアイディアって、古い白壁の酒蔵の中で得られたのでしょうか。
店の看板「庵看板」と呼ぶのだそうですが、東向きと西向きでは書体が違うのですよ。
行書は東向き、楷書は西向きをしめすそうです。
かって「紀州街道」と呼ばれていた時、旅人はこれで方向を知ったとか。
吉野川にそそぐ川の橋も。
岐阜の関宿のお菓子屋さんの菓子名「関能戸」の看板も同じですね。
まるで玉手箱を開けたように、次から次へと話題が弾けてゆく楽しいひと時でした。
お忙しいところを有難うございました。
益々のご発展をお祈りしています。