「大神神社」から「桧原神社」へぶらぶらと。 |
「大神神社」二の鳥居に向かって左側の木額「幽玄」。
筆者は福田青山。
いつも横の「大神神社」の碑を見て鳥居で一礼。
この流れで拝殿に向かうため殆ど気に留めなかったけれど、『これからは一目見よう。』
この言葉『幽玄』、大神神社の雰囲気そのもののようですね。
「山辺道」両側はかってお茶の木の生垣が多かった。
ほどなく展望台。
西に「畝傍山」が霞みの海に浮かんで見える。
振り向けば、紅葉に彩られた秋の装いの「三輪山」が『ようこそ』」と言っているようだ。
月山先生の「月山日本刀鍛錬道場記念館」。
前庭に大きな「鴟尾」。
すると横から柴犬が。
『お仕事しているの?』と問えば、しっぽでぺこぺこと返事。
何て可愛くて賢いのでしょう。
すぐ近くにこんなお店が。「花もり」さん。
風が吹けば、シンボルツリーの木蓮の枯葉がひらひらと。お庭で頂く。
椿の葉に「ムラサキシジミ」が。葉の裏で越冬するのかしら。
ほどなく。
今日の訪問先「玄賓庵」。
この筋壁はちょっと違うようだ。装飾かも。
谷を進むと有名な小林秀雄揮毫の碑。
「桧原神社」へ。
一つ驚いたのはこの黒木門階段下までタクシーが。
参拝を終えたお客様を乗せて、そのまま「景行天皇陵」への道へ消えて行った事。
『へぇ~ タクシーも通られるようになったんだ』
二つ目の驚きは20年近く前には古い窯跡と覆屋が境内にあった筈。
その位置、今は白い丸石が敷かれ「お祓い所」の札が建っていたこと。
黒木門横に「皇大神宮聖蹟倭笠縫邑」と。「元伊勢」なり。
「豊鍬入姫命」さまをお祀りしています。
西の井寺池のほとりに川端康成の万葉歌碑。生前の文字を集めて刻まれた由。
『 大和は国のまほろば たたなずく青垣
山ごもれる 大和し美し 』
更に西に目をやれば「箸墓古墳」が鎮まっています。
今が盛りの「皇帝ダリア」。
横に。いずこも事情は同じなんですね。
何年ぶりかの「山辺道」。
道の山側は雑草がきっれ~いに刈り込まれ、まさに「観光道」です。
ごみひとつありません。
すきっと。